5校が定員超え 特別支援高等部出願状況 道教委

5校が定員超え 特別支援高等部出願状況 道教委

 道教育委員会は、知的障害のある生徒を対象にした特別支援学校高等部の2025年度入試の当初出願状況を発表した。職業学科やコースを設置する道立、札幌市立の計24校のうち5校で出願者数が定員を超えた。22日正午まで出願変更を受け付け、24日に最終出願状況を発表する。

 職業学科とコースのある24校の総出願者数は前年同期比32人減の758人で、総定員(896人)を138人下回った。

 24校のうち定員を超えたのは、北広島市の白樺高等養護学校(定員48人、出願者数57人)、函館高等支援学校(定員40人、出願者数52人)、旭川高等支援学校(定員32人、出願者数39人)、中札内高等養護学校幕別分校(定員16人、出願者数21人)、市立札幌豊明高等支援学校(定員40人、出願者数43人)の5校。生産技術科と環境・流通サポート科の職業学科を設置する千歳高等支援学校は定員24人に対し22人の出願で、定員割れとなっている。

 障害のある生徒が自立に必要な知識や技能を幅広く学ぶ普通科24校の総出願数は前年同期比59人減の320人。総定員(614人)を294人下回った。定員を超えた学校はなかった。平取養護学校は定員28人に対し18人が出願。平取養護学校静内ペテカリの園分校は定員11人に対し8人が出願している。

 各校の選考検査は31日で、合格発表は2月17日。

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