強盗への対応確認 苫小牧郵便局で防犯訓練

強盗への対応確認 苫小牧郵便局で防犯訓練
刃物を持った犯人役に対応する局員ら

 苫小牧市若草町の苫小牧郵便局で15日、強盗を想定した防犯訓練が実施された。苫小牧署の警察官が犯人役となり、局員約10人が通報や逮捕に役立つ行動を学んだ。

 犯人役は包丁とガソリンを手に窓口に近づき、「金出せ、オラァ!」と脅した。局員は「落ち着いてください」と刺激しないよう要求に応えながらも通報ボタンを押し、現金を奪って逃げる犯人にカラーボールを投げ付けた。駆け付けた署員には、服装や身長などの特徴を詳しく伝えた。

 訓練を見守った同署生活安全課の出村憲史生活安全係長は「犯人が落とした物や触れた物をスマホの動画に収めるなど、逮捕につながる情報を把握してほしい」とアドバイス。同局の澤村隆宏部長は「大型の郵便局は狙われにくいと聞くが、強盗はいつ来るか分からない。日ごろから局員の意識付けに努めたい」と話した。

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