苫小牧市しらかば町のエンゼル幼稚園（坂本安正園長）は１７日、苫小牧ヤクルト販売による食育講座「おなかげんき教室」を園内で開いた。２～５歳児約１７０人が、ダンスなどを楽しみながら健康について学んだ。

　市の食育人材バンクを活用した取り組み。同社の鳥山勝弘直販営業課長が来園し、毎日を健康に過ごすために「早寝早起きをする」「手洗い、うがいをする」「好き嫌いをしない」など五つの生活習慣を園児たちに紹介し、「家でやってみて」と呼び掛けた。

　同社のキャラクター・ヤクルトマンが登場すると、園児たちは大喜び。おなかの健康をテーマに作られた曲「ウンコでサンバ」で一緒に踊った。ヤクルトマンは質問コーナーで「好きなジュースはジョアのストロベリー味」「好きな動物は犬」と答え、園児たちは興味しんしんで聞き入っていた。

　最後に「ジョア」とヤクルトの容器で作った定規が贈られ、大島明里ちゃん（６）は「ヤクルトマンと一緒に踊れて楽しかった。五つの約束を守って、風邪を引かないように気を付ける」と笑顔を見せた。