苫小牧市美術博物館は2月1日午前10時~同11時、同館研修室で生きものトーク「あつまれ!苫小牧のどうぶつの森 アオバトの巣やピジョンミルクについて学ぼう」を実施する。環境調査会社で働く札幌市の松岡和樹さんを講師に招き、苫小牧市内で取り組むアオバトの生態に関する調査結果などを解説してもらう。参加無料。対象は小学生以上で、定員30人(先着順)。
松岡さんは、同館で3月16日まで開催中の企画展「足もとから見つける、まちの自然」にアオバトの記録動画を提供している。動画は市内の森で、アオバトの親鳥が巣立ち直後の幼鳥を巣の外で育てる様子を世界で初めて記録した。
トークでは、松岡さんがこれらの研究を踏まえ、子どもにも分かりやすく説明する。ピジョンミルクはハト類がひなを育てるのに欠かせない乳白色の液体。
同館の江崎逸郎学芸員は「アオバトは春から夏にかけて市街地を飛ぶ姿が見られる。身近な鳥であることを知ってもらえたら」と来場を呼び掛ける。
申し込み、問い合わせは市美術博物館 電話0144(35)2550。
















