苫小牧市は国際リゾート構想に関連し、昨年度実施した植苗地区の環境影響調査に係る報告書の原本を、市役所本庁舎8階の環境生活課で公開している。概要版と要約資料は市ホームページでも見られる。
調査エリアは、新千歳空港周辺の多様な動植物が生息する植苗地区。東京の投資会社MAプラットフォームが公表した高級リゾート計画予定地や、市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の候補地が含まれる。報告書では、希少な野鳥の繁殖などが確認されたが、必要な対策を講じれば少なくても100ヘクタール程度の事業用地を確保できる可能性があると結論付けている。
調査は、札幌のコンサルタント会社に昨年11月~今年3月の期間で委託。国や道などの既存文献をはじめ、地元の土地所有者が2018年以降に調査エリアの一部(約900ヘクタール)で実施した現地調査の分析結果に基づき、動植物や地下水、地形など自然環境を中心に影響を予測した。保全策などの検討結果の詳細が記されているが、個人名や希少動植物の位置情報など一部は非公開。
原本は170ページ余り、概要版は19ページ。平日午前8時45分から午後5時15分まで環境生活課で閲覧できる。所定の申請手続きが必要。複写は本庁舎1階のコピーサービスを利用する場合のみ認める。問い合わせは市環境生活課 電話0144(32)6330。
















