新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続き、子どもの体力低下が懸念される中、社会福祉法人苫小牧市福祉事業協会が運営するさくらぎ、すえひろ、たいせい、ひよしの4保育園が専門のインストラクターを招き、園児らに運動指導を行っている。心身の育成を目的に昨年度から実施しており、コロナ禍を受けた園児の体づくりにも一役買っている。クラス担任からも「子どもの動きを客観的に見ることができる」と好評だ。
指導を担当しているのは、全国でスポーツスクール事業などを展開するリーフラス(本社東京)の苫小牧事業所スタッフ。昨年9月から4園を対象とする指導業務を受託。月に一度、指導員が各園を訪れてストレッチやボールを使った体力づくりなどを行っている。
6月30日に大成町のたいせい保育園で行われた運動教室では、年長組の17人が8月末に開催予定の運動会に向けて早く走るこつなどを学んだ。この中では、足の踏みだし幅を広く取るよう意識することや、手の力を入れすぎないよう気を付けることを学習。園庭で実践し、チーム対抗でサッカーの試合も行った。
中川一聖君(6)は「走る練習は難しかったけど楽しかった」と満足そうな様子。インストラクターの藤本樹成さん(31)は「新型コロナウイルスの影響で外で遊ぶ機会が減少。今後は熱中症のリスクも高まる。汗をかく運動をして夏への体力づくりを進めたい」と話している。
















