苫信経営相談 近く1000件 売り上げ減の長期化懸念

苫信経営相談 近く1000件 売り上げ減の長期化懸念

 新型コロナウイルスの影響による経営悪化で苫小牧信用金庫に寄せられた相談件数が6日までに、1000件に迫った。相談は幅広い業種に及び、同金庫で融資をするほか、国や道、市の支援制度を紹介している。夏のイベント中止で売り上げ減少が予想される事業所からの相談もあり、影響の長期化が懸念される。

 内訳は、建設業が27%で最も多く、次いでサービス業17%、小売業15%、飲食業11%など。医療機関や理美容室からの相談もあった。担当者は「建設業は、4月から工務店などを中心に徐々に増えてきている」と言う。

 同金庫は2月3日、本店と支店計27店に融資相談窓口を設置、同14日から「とましん緊急経営安定化資金」の取り扱いを始めた。市内で最初の感染者が確認された同22日以降、飲食店やタクシー、運転代行業者の相談が相次いだ。3月中~下旬に日曜相談会、5月の大型連休期間に休日相談会を実施し、1日60件の相談を受けたこともあった。

 今年は、とまこまい港まつりや樽前山神社例大祭の露店・ステージイベントの中止が決まり、中心部の飲食店の客足も戻っていない。担当者は「相談は中小企業や小規模企業、個人事業主がほとんどで、売り上げ減少の長期化も見込まれる。倒産を避けるため、スピード感を持って融資や支援制度の説明を行っていく」と話している。

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