様似町が運営する西町海岸の親子岩ふれ愛ビーチ海水浴場・キャンプ場が4日、オープンし、関係者が安全祈願祭を行ってシーズン中の無事故を祈った。8月のお盆時期は例年非常に混み合うため、状況を見ながら入場規制や一時閉鎖も検討する。
ビーチ管理棟のセンターハウス前で行われた安全祈願祭は、新型コロナ対策のため少数で実施した。坂下一幸町長が「ふれ愛ビーチはジオパークの見どころの一つ。開設以来大きな事故もなく、今シーズンも無事故で終えたい」とあいさつ。新型コロナへの懸念も示し、混雑した場合は「利用者規制や一時閉鎖も念頭に対応したい」と述べた。
町によると、キャンプ場は例年より間隔を空けてテントを張るよう敷地に線を引いたり看板を立てたりし、必要に応じてマスク着用など利用者に協力を呼び掛ける。
日高管内唯一の海水浴場。道が実施した海水浴場の水質調査で水質は最上の「AA」の適だった。今季はビーチが8月23日、キャンプ場は9月6日まで開設する。

















