市内初の併設型、苫東小と苫東中の新校舎完成 2学期から供用開始

市内初の併設型、苫東小と苫東中の新校舎完成 2学期から供用開始
今月6日に引き渡しが行われた苫小牧東小(右側)と苫小牧東中(中央)の併設型新校舎。建物左側は中学校の体育館

 苫小牧東小学校(松橋忍校長、児童数192人)と苫小牧東中学校(五十嵐昭広校長、生徒数288人)の新校舎が、市内旭町の現東中の敷地内に完成した。共有スペースを設けた市内で初めての併設型校で、連携教育の効果も期待できる。校舎は8月18日に始まる2学期から供用を開始する予定だ。

 新校舎は鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積は1万3711平方メートル。現東中の敷地南側で2019年7月に着工し、今月6日に引き渡された。

 総工費は約38億6000万円で、校舎東側が東中、西側が東小。それぞれ専用体育館があり、校舎中央部には交流・共有エリアを設け、図書室や多目的スペースは共用とする。職員室は児童、生徒の状況をよく把握できるよう2階に設けている。

 両校はこれまでも教諭が行き来して体験授業を行うなど教育連携を進めているが、併設型の利点を生かすことでさらに交流が進む見通し。また、中学に進学後、学習や生活スタイルの変化についていけないことで起きる中1ギャップについても、「乗り入れ授業など中学の授業に早くなじんでもらうことで解消につながる」(五十嵐校長)と強調。往来がしやすくなることから「中学生が児童の面倒を見る機会も計画したい」と話す。

 児童生徒間の交流活動も新型コロナウイルスの動向を見ながら積極的に行う方針。小学校の児童会と、中学校の生徒会が合同であいさつ運動を行ったり、中学生の校内主張発表大会を小学生に見せたりすることも検討しており、松橋校長は「小中連携を進める土台づくりの1年にしたい」と話す。

 現東中の校舎は今年12月から21年8月ごろにかけて解体し、敷地はグラウンドに活用。東小の校舎は同年7月から22年2月ごろまでに取り壊され、跡地は市民ホール用地とする。

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