日本陸送協会北海道支部(舟橋薫支部長)は8日、苫小牧市役所を訪れ、港湾管理者の岩倉博文苫小牧市長に要望書を手渡した。ドライバー不足が深刻化し、将来的に十分な輸送手段を確保ができなくなる可能性を踏まえ、▽港湾地区へのモータープールの設置▽次期港湾計画に完成自動車の輸送拠点の項目追加―の2点を求めた。
同支部によると、道内で販売される自動車は主にRORO船(フェリー型貨物船)で苫小牧港から陸揚げされるが、周辺にモータープールがないため、自動車メーカーや販売業者の保管ヤード(苫小牧市新開町、新明町)に陸送。積み込み作業が深夜に及び、安全上の懸念もあるという。
要望に対し、苫小牧港管理組合は、埠頭(ふとう)周辺にモータープールを設置する用地が少なく、「港湾関係者の合意形成も必要になるが、理解を得るには相当時間がかかる」との認識を示した。
要望活動は今回が初めて。舟橋支部長は「自動車輸送に関する問題を分かってもらいたかった。将来的に自動車を運べなくなるかもしれず、今のうちから対策を考えるべき」と述べた。
















