史上初の3冠へ疲れ癒やす デアリングタクト帰郷 新ひだか

史上初の3冠へ疲れ癒やす デアリングタクト帰郷 新ひだか
デアリングタクトを歓迎するノルマンディーファームスタッフ=写真提供はUMANOWA、日高報知新聞=

 2020年牝馬クラシック2冠(桜花賞とオークス)を無敗で制したデアリングタクト(3歳)が、春のレースの疲れを癒やしに新ひだか町に帰郷している。

 同馬は2017年4月に日高町の長谷川牧場で生まれた。18年に新ひだか町の育成牧場ノルマンディーファーム(岡田スタッドグループ)へ入きゅうし、競走馬としての調教を受けている。

 帰郷後、現在は夜間放牧し、来週から次に向けての調教が少しずつ始まる。8月には福島へ行き、秋華賞(10月18日)に向けての調整を本格的にする。

 岡田スタッドグループの岡田牧雄社長は「とてもおとなしく、頭の良い馬」とデアリングタクトを称賛している。

 63年ぶりに史上2頭目の無敗で牝馬2冠達成の偉業を成し遂げたデアリングタクト。次に狙う秋華賞に優勝すれば、牝馬クラシック史上初の無敗3冠達成となる。競馬の歴史を塗り替える大舞台に、同馬はどう挑むのか注目される。

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