鈴木直道知事は10日の定例記者会見で、東京都で9日から2日連続で200人を超える新型コロナウイルの新規感染者が確認されたことに、「緊張感が高まっている。感染状況を注視していかなければならない」との認識を示した。道民に対し「道外に行かれる際は、訪問先の感染状況に留意し、新北海道スタイル(新しい生活様式)の徹底などで感染リスクを低減する行動を取ってほしい」と呼び掛けた。【関連4面】
知事は、本道と東京との「往来が多い」としながらも、「一律に往来自粛を今の時点で呼び掛ける考えはない」と強調。ただ、東京の感染状況について「積極的な検査で確認されているとされるが、感染経路が分からない人も増加傾向。東京の近隣にも感染が拡大傾向にある」と警戒。今後について「国や東京都、区において対応を協議していると聞いている。その動きを含めて適切な対応を、北海道としても行っていきたい」と述べた。
また、例年だと7~9月が「最も北海道に多くの方々が来る時期」と説明。「空港、JR、フェリーターミナルと連携して取り組みを強化し、道外から観光・仕事・帰省などで来る方々に新北海道スタイルへの協力をお願いしていく」との姿勢を示した。
この他、知事は白老町で12日に開業を迎える「民族共生象徴空間(ウポポイ)」について、「2度にわたって開業が延期され、いよいよオープンする」と述べ、本道の観光や地域振興にも重要な役割を担うことを改めて強調。「施設では入場予約や体験プログラムの人数制限など、きめ細かい感染症対策が講じられている」と指摘。「安心して施設を利用していただきたい」と述べ、今後も官民連携して誘客促進に取り組む構えを示した。
















