苫小牧市豊川町の糸井福音キリスト教会でこのほど、作家の三浦綾子にちなんだ文学講演会が開かれた。三浦綾子記念文学館(旭川市)の特別研究員、森下辰衛さんが綾子の夫・光世の短歌を読み解きながら、その生涯について語った。
光世は1924年、東京都に生まれ、3歳でオホーツク管内滝上村(現滝上町)に移住。59年に綾子と結婚し、妻の創作活動を支えた。アララギの歌人としても活動し、99年に妻をみとった後、2002年から12年間、同文学館の館長を務めた。14年に死去。
講演会には市民ら約20人が参加した。光世が滝上村に移住して間もなく、結核のため32歳の若さで亡くなった父への思いをつづった短歌などを取り上げ、他者への深い愛情を感じさせる光世の人となりについて解説した。
次回は11月14日、綾子の短編集「病めるときも」を扱う予定。
















