苫小牧市は、マイナンバーカードの申請を20人以上が行う場合に限り、職員が企業などに出張して対応するサービスを始めた。2016年1月の交付手続き開始から約4年半が過ぎたが、市内のカード交付率は2割弱にとどまっており、普及を後押ししたい考えだ。
市は7月から、同カードの申請希望者が20人を超える際、企業や老人クラブ、町内会など団体の要請に応じ、担当職員を派遣している。
出張サービスでは、証明写真を無料で撮ってもらえるメリットも。来年3月末までの受け付けを予定しているが、申請状況によっては延長も検討する。
13~14日にイオン苫小牧店、15~17日にはイオンモール苫小牧が出張サービスを利用。従業員らは休憩時間などに合わせ、店内特設の申請コーナーを訪れ、5分ほどで手続きを済ませていた。
イオン苫小牧店の西田利久副店長は「マイナンバーカードについてよく分かっていなかった人もおり、関心を持つきっかけになる」と話していた。
市によると、市内のカード交付は6月末現在、3万121枚で、交付率は17・7%。「(マイナンバーカード所有者にポイント還元する国の消費活性化策)マイナポイントがテレビなどで取り上げられ、注目が高まっているが今なら(通常通り)申請から交付まで2カ月ほど」(窓口サービス課)としている。
出張申請に関する問い合わせは市マイナンバー主幹 電話0144(32)6492。
















