苫小牧市三光町の版画家、中井隆子さん(71)による個展が20日まで、市内表町のプロムナードで開かれている。同店で23年目の作品展。猫や天使、花などを題材にしたゴム版画、パステル画など小品約20点が飾られている。
今年手掛けた新作が中心で、はがきやメッセージカードに押印するための10センチ角以下の小品が並ぶ。
万華鏡をのぞいたときのような抽象イメージをパステルや色鉛筆などを使って表現した連作「カレイドスコープ」は、新型コロナウイルスの流行のさなか、自分の心を落ち着けるために制作した5点を展示。中井さんが「最も好きなモチーフ」と語る「猫天使」シリーズでは、背中に羽根を生やしたネコたちのユーモラスな表情が面白い。「絵を描いたり、彫っていたりすると心が落ち着く。見る人にとっても会場で穏やかな時間を過ごして」と語る。
1949年札幌市生まれ。76年に銅版画家の清水敦さん、金沢一彦さんらに師事。88年から苫小牧で暮らしている。午前9時~午後6時(最終日は同5時まで)。
















