安平町のときわ球場(早来北進)で18日、2018年9月に発生した胆振東部地震以降、初めての公式戦が開催された。
同球場は、地震の激しい揺れでグラウンドの土が液状化したほか、最大で深さ1メートルほどのひび割れが発生。昨年5月から今年3月中旬までの間、土の入れ替えやフェンス網の張り替えなど復旧工事を行った。当初は今年5月からの使用開始を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大による政府の緊急事態宣言が発令されたため、見合わせていた。宣言解除後の6月からは利用再開となっていた。
この日は、北海道軟式野球連盟苫小牧支部が管轄する一般カテゴリーで最高峰の天皇賜杯・全日本軟式野球南北海道大会苫小牧支部予選の準決勝、決勝の3試合が行われ、球場には久しぶりの球音が響いた。

















