苫小牧骨髄バンク推進会 登録会の対面説明をCDに変更で来月5日再開

苫小牧骨髄バンク推進会 登録会の対面説明をCDに変更で来月5日再開
ドナー登録会で使う説明用のCD制作に当たる矢嶋会長(左)と平舘さん

 骨髄液提供者(ドナー)の登録者拡大に取り組む苫小牧骨髄バンク推進会(矢嶋翼会長)は、ドナー登録会で使う説明用CDを制作し、休止していた登録会を4カ月ぶりに再開する。これまでは担当者が対面で説明をしていたが、新型コロナウイルスの感染リスクを減らすためCDに録音した音声での説明に変更し、8月5日の登録会から使用する。

 骨髄バンクは、骨髄移植や末梢(まっしょう)血幹細胞移植を必要とする白血病など血液疾患の人とドナーの橋渡しをする人材バンク。ドナー登録をするためには登録用紙への記入と2ミリリットルの採血が必要で、各地の献血ルームやボランティア団体などによる登録会で受け付けている。

 苫小牧では市民有志でつくる同推進会が、公共施設や商業施設などで行われる献血活動に合わせ、登録会を展開してきた。しかし今年度は新型コロナウイルスの影響で、4月初旬に2回開催したのを最後に休止していた。

 同推進会は、担当者による対面の説明ではなく録音した音声を流せば、感染リスクを減らし、登録会を再開できるとCDの制作を発案。骨髄バンクの目的や登録手続きの方法、ドナー登録から提供までの流れを約3分間で説明できるよう、オリジナルの原稿を作成した。朗読を市内柏木町のカラオケ講師、平舘君枝さんに依頼して収録作業を進め、登録会の再開にこぎ着けた。

 同推進会は2019年度、年間で約70回の登録会を実施。競泳の池江璃花子選手(20)の白血病公表の反響もあって、これまでで2番目に多い254人の登録を受け付けた。しかし、登録年齢上限の55歳に達して登録取り消しとなる人が全国で年間2万人近くいることから、矢嶋会長は「患者さんの命を守るためにも、ドナーを確保する活動は止めるわけにはいかない」と強調。「できる限りの感染予防策を講じながら登録会を開く考えなので、多くの人に関心を寄せてもらえれば」と話す。

 登録会は8月5日午前9時半から午後4時、イオンモール苫小牧で。問い合わせは矢嶋さん 携帯電話090(3392)4490。

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