北大苫小牧研究林 31日に資料館など公開 貴重な植物や昆虫標本

北大苫小牧研究林 31日に資料館など公開 貴重な植物や昆虫標本
6月から一般開放を始めた森林資料館の展示物

 苫小牧市高丘の北海道大学・苫小牧研究林は31日、敷地内にある森林資料館と森林記念館を公開する。貴重な樹木や動物、昆虫の標本、民具などが展示されている。

 森林資料館は、同研究林や全国各地の北大研究林で採取されたり、寄贈されたりした生物標本など約4400点を収蔵している。樹齢368年のミズナラ、290年のエゾマツといった樹木、国内外で採取されたチョウ類や甲虫類の標本を展示。ヒグマやエゾタヌキ、キタキツネ、オジロワシなど鳥獣の剝製も並ぶ。木材運搬に使った馬そりやキハダの樹皮で作ったアイヌ民族の舟といった民具も展示している。

 1935年に標本貯蔵室として建設された森林記念館も公開。2000年に国の登録有形文化財に指定された木造施設だ。鎌やくわ、木材運搬に使ったそりなど、林業に関する古い道具を展示。官舎で暮らす人たちの生活道具や古い写真も、訪れた人の関心を集めている。研究林職員は「苫小牧研究林のことや樹木の重要性などを知ってもらいたい」と話す。

 森林資料館と森林記念館は4月から一般開放を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期し、6月26日に今年初めて公開された。10月まで月に1回、毎月最終金曜日(7月31日、8月28日、9月25日、10月30日)に公開する。時間は午前9時から午後4時まで。入場無料。

 問い合わせは北大苫小牧研究林 電話0144(33)2171。

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