距離を保って心つなぐ 新ひだかで野外音楽ライブ

距離を保って心つなぐ 新ひだかで野外音楽ライブ
感染予防で間隔を取って演奏するメンバー

 新ひだか町内の音楽愛好家サークル「しずないフォーク村」主催の野外ライブが19日、静内真歌の古沢秀子さん宅の広場で開かれた。

 フォーク村は、村長の妹尾巨知(せお・なおのり)さんをリーダーに15人のメンバーが弾き語りライブを行っていたが、コロナ禍の影響で活動の場を失っていた。今回は古沢さんが活動の場を提供。入場無料で事前に参加希望を募り、密にならないように人数を20人に制限し、会場には消毒液やマスクも用意した。

 ライブでは妹尾さんを含め5人のメンバーが弾き語りを行った。同町出身のシンガーソングライター、阿部卓馬さんも応援に駆け付けた。憂歌団の「ボクサー」、奥田民生の「風は西から」のほか、阿部さんの新曲「未来へつなげて」などが披露され、参加者は古沢さんが厚意で用意したバーベキューも楽しみながら、生演奏を満喫した。

 妹尾さんは「ライブの機会を与えてもらい感謝している。こういう時期だからこそ、できないではなく新しいスタイルを見つけてやれる事を考えたい」と笑顔で話した。古沢さんは「みんな自粛でストレスがたまっている。音楽で心に潤いを届けられたらと思います」と話していた。

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