菜の花フォトコンテスト 青木さん「残照の丘」最優秀賞に 安平

菜の花フォトコンテスト 青木さん「残照の丘」最優秀賞に 安平
今年の最優秀賞に選ばれた「残照の丘」=あびら観光協会提供

 安平町の一般社団法人あびら観光協会は、町内で撮影した菜の花を対象にした「安平町菜の花フォトコンテスト2020」の受賞者を発表した。過去最多となる185点の作品の中から最優秀賞には、千歳市の青木誠さんが撮影した「残照の丘」が選ばれた。29日から追分公民館などで応募作品の展示会を開く。

 コンテストは、町内一円で咲き誇る菜の花畑を観光資源としてPRするとともに、その景観を記録として残すことを目的に12年から行っている。

 9回目となる今年は5月18日から6月30日の期間で応募を受け付け、昨年を大幅に上回る町内外の107人から計185点の作品が集まった。同協会担当者によると、作品は過去最多の応募数となり、「開花ピーク時の週末(5月30、31日)が好天に恵まれた。各ほ場に多くの観光客が訪れたことで、応募点数が増加した」と説明する。

 審査会は21日、早来町民センターで行われた。同協会、北のなのはな会の役員が1次選定で15点まで絞り込んだ後、最終的にテーマ性、表現性などの項目で採点し、ポイント順に入賞作品5点を決めた。優秀賞は伊藤美千代さん(江別市)の「今行くよ~」、川野修一さん(恵庭市)の「穏やかな心地よさ」、佐々木順子さん(安平町)の「何を想う?」、荒川昭儀さん(札幌市)の「深夜の情景」。

 入賞作品を含む応募作品は、町内の観光関連団体が発行する印刷物、広告、ポスター、webコンテンツに使用するほか、展示会で紹介。展示会は29日から8月16日まで追分公民館、8月19~30日に早来町民センターでそれぞれ催す。時間帯は午前9時から午後5時まで。いずれも月曜休館。

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