苫東小と東中の併設型校舎 「小中連携の良いモデルに」 関係者向けに内覧会

苫東小と東中の併設型校舎 「小中連携の良いモデルに」 関係者向けに内覧会
校内の家庭教室を見学する教育委員ら

 苫小牧市教育委員会は22日、苫小牧東小学校と東中学校の新校舎内覧会を開いた。一部に共有スペースを設けた併設型が特徴。岩倉博文市長をはじめ、教育委員や市各部局幹部らが真新しい校舎を内覧し、2学期から始まる新しい環境での教育に期待を寄せた。

 新校舎は市内旭町の現東中グラウンドに建設。鉄筋コンクリート造り3階建てで、校舎の東側が東中、西側は東小としている。校舎中央部の交流・共有エリアのほか、図書室も共用としており、児童生徒の交流機会づくりなども期待される。

 また、車いすや給食運搬などに対応するエレベーターのほか、バリアフリー対応のトイレも整備。間仕切りで3室に分けられる多目的スペースや、採光、換気のための中庭もある。市教委の担当者は「災害時に避難しやすいよう、児童生徒の玄関はグラウンド側に設けた」と説明した。

 教育委員の植木忠夫さん(70)は「校内で小学生が中学生を見る機会が増えることになる。モデル校として小中連携を進めてもらいたい」と話した。

 内覧会後に開かれた総合教育会議では、岩倉市長が「併設校は市の新しい第一歩になる。小中連携の良いモデルになるよう、今後の歩みを見ていきたい」と感想を述べた。

 会合では、教育委員から東中校区内における東小以外との小中連携格差を懸念する声もあったが、東中の五十嵐昭広校長は「校区全体で進めていくというメッセージを常に出していきたい」と強調した。

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