苫小牧ナンバー順調な出だし 申請1000件突破 ふるさとPR関心高く

苫小牧ナンバー順調な出だし 申請1000件突破 ふるさとPR関心高く
苫小牧版図柄入りナンバープレートへの切り替えが進む市の公用車

 室蘭運輸支局のまとめによると、5月11日に交付が始まった自動車のご当地ナンバープレート「苫小牧」は、ウトナイ湖や樽前山など地元の特色を盛り込んだ「図柄入り」の交付申請がすでに1000件を超えている。苫小牧市は「反応は上々」とし、図柄入りプレートのさらなる普及に向け、プレゼント企画や広報活動に取り組む。

 同支局によると、苫小牧版の図柄入りプレートの申し込みは6月末時点で、軽自動車を含め1061件となった。苫小牧市はご当地ナンバープレートを先行導入した自治体のケースを参考に年間平均の交付件数を約500件と試算していただけに、担当者は「上々の滑り出し」(政策推進課)と喜ぶ。

 同市北光町の奥村博幸さん(45)は6月1日、同支局に直接出向いて愛車のプレートを従来の室蘭ナンバーから、苫小牧ナンバーに切り替えた。約1万円の費用をかけ、カラーの図柄入りプレートを選んだ。「生まれも育ちも苫小牧。車で札幌などに行く時、苫小牧を知ってもらう機会になれば」と思いを口にした。

 市内の自動車販売店にも、苫小牧ナンバー申請の依頼が相次いでいる。ホンダカーズ南北海道苫小牧三光店は「新車購入時だけでなく、すでに所有する自家用車プレートの図柄入りへの切り替えを依頼されるケースも少なくない。関心の高さを感じる」と語った。

 一方、図柄入りプレートの交付手数料が「普通車」より4000円ほど割高な「大型車両」に普及するまでは時間がかかりそう。

 室蘭地区トラック協会苫小牧支部は「苫小牧ナンバーの車で道内外を走り、苫小牧のPRに協力したい気持ちはある」としながら各車両を用いた作業をいったん止め、室蘭運輸支局まで行って手続きする必要があるため、「車検時期などに合わせて、プレートを交換する会社が多いのでは」とみている。

 市はご当地ナンバープレートの普及のため図柄入りを取り付けた市民対象のプレゼント企画を6月末まで実施。プレートと同じデザインのキーホルダーを100個限定で希望番号を入れて進呈するもので、4月13日~6月30日の募集期間に153件の応募があった。7月上旬に抽選会を行い、当選者を決定。8月から順次、発送作業に入る。

 8月17~20日にはイオンモール苫小牧店で、図柄入りナンバープレートの公用車展示も計画。市は公用車を順次、図柄入りプレートに切り替える方針で、すでに約50台に導入された。

 景勝地などをデザインしたご当地ナンバープレートは今年度、道内初の「苫小牧」「知床」の2地域を含む全国17地域で新たに導入。苫小牧版の図柄は公募でウトナイ湖や樽前山の他、アイスホッケーをする苫小牧市の公式キャラクター「とまチョップ」など地元の特色をふんだんに盛り込んだ仕上がりとなった。

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