平和の鐘 アイデア募集 ぴーすぷろじぇくと苫小牧 モニュメント設置目指す

平和の鐘 アイデア募集 ぴーすぷろじぇくと苫小牧 モニュメント設置目指す

 苫小牧の市民団体、ぴーすぷろじぇくと苫小牧(榎戸克美・石塚茂子共同代表)は戦後75年の節目に当たる今年、「平和の鐘プロジェクト」を立ち上げた。恒久平和への願いを市民らで共有するため、市内に鐘のモニュメントを設置することを目指す試み。まずは8~10月を平和月間とし、市民からモニュメントのアイデアを募る考えだ。

 同団体は誰もが命を脅かされることなく、平和に暮らせる社会の実現を目指して活動中。新たなプロジェクトは、国内各所にある「平和の鐘」や「幸福の鐘」などと同じように人が集まる場所にモニュメントを設置し、訪れた人が自由に鐘を鳴らしながら平和な社会の在り方について考えてもらう構想としている。

 8月には、モニュメントのデザインや設置場所、取り入れたい機能などについて市民から意見やアイデアの募集を始める。市内のコミュニティセンターの窓口などで受け付け、取りまとめたものを市民発案の企画として市議会に提案する計画。市民をはじめ、行政や市議会、団体、企業などを巻き込み、まちぐるみのプロジェクトとしての発展を目指す。

 設置時期などはまだ固まっていないが、市が掲げる道内自治体唯一の「市非核平和都市条例」が2022年4月で施行20年を迎えることから、同年には一定の方向性などをまとめたい考えだ。

 同団体は年に1回、音楽イベント「イマジンコンサート」を開催。加藤登紀子さんや故ペギー葉山さんら大物歌手も招いたりしながら、チケット販売で得た益金を自然災害の被災地などに寄付したりしてきた。

 通算で13回目となるはずだった今年のイマジンコンサートは、新型コロナウイルスの感染リスクを考えて中止としたが、石塚共同代表は「誰でもどこでも平和に対する思いを表現できる方法として今回の企画を発案した」と説明。榎戸共同代表も「自然災害や新型コロナなど生命を脅かす危機が身近になっている今こそ、命について考えるべき時。ぜひ、多くの人に関心を持ってもらえれば」と話している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る