折り返しを迎えた4連休は25日、苫小牧地方で曇りや小雨が降るなど天候はいまひとつだが、観光スポットや文化施設などでは休日を楽しみたい人たちが繰り出している。
市内美沢のノーザンホースパークは25日、午前9時の開園直後は天候がぐずついたが、同10時ごろには雨もほぼ上がり、家族連れを中心に道内外の観光客が続々と訪れている。
新型コロナウイルス感染症の予防で、当面は入園を事前予約優先にし、レストランや売店の利用人数も制限するなど、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保しながら営業している。
訪れた人は人気のポニーショーに拍手を送り、馬車に乗って園内の景色を眺めるなど、馬との触れ合いを思い思いに満喫。豊かな自然を楽しもうと、自転車で園内を回る姿も目立った。
家族4人で引き馬などを楽しんだ恵庭市の尾張俊輔さん(35)は「馬に乗ったら高くて、ちょっと怖かったけど、景色はとてもいい。子どもたちと走り回れてうれしい」と笑顔を見せていた。
市内旭町の苫小牧市科学センターでは25日午後1時現在、親子連れなど約100人が来館している。コロナ感染防止のため直接触れる展示は使用できないが、「鏡の部屋」や、目の錯覚で身長が伸び縮みして見える「不思議な部屋」などで楽しみながら科学に触れている。
札幌市在住の主婦、白川恭子さん(40)は連休を利用し、家族4人で苫小牧観光。フェリーターミナルや美術博物館など、市内の主要な施設を満喫中だ。「多くの観光客で『密』になる場所は避けたくて、札幌から気軽に来られる苫小牧を選んだ」と話す。
長女の莉子ちゃん(8)は「キラキラ公園とサンガーデンが思い出に残った」と笑顔を見せた。
連休前半の来館者数はコロナの影響などで落ち込んだものの、25日は「まずまずの入り込み」(担当者)としている。
市内植苗の屋外庭園施設、イコロの森では連休中、1日当たり200人以上が来訪。市内外から多くの入場者が見頃のキキョウやヤマアジサイ、ナデシコ、シモツケなどの花々を観賞している。
24日に札幌市から夫婦で訪れた50代の会社員男性は「自然な感じで植えられているが、しっかり手入れされていてきれいですね」と庭を眺めていた。
営業しているレストランのランチタイムに合わせて来場する人も多いよう。ヘッドガーデナーの高林初さん(42)は「屋外なので混み合うことはない。休日をゆっくり過ごしてほしい」と話した。



















