安平っ子に「特産食べて」 町にメロン83玉 追分アサヒメロン組合

安平っ子に「特産食べて」 町にメロン83玉 追分アサヒメロン組合
安平町にアサヒメロンを届けた安井組合長(右から2人目)ら=27日午前

 安平町の追分アサヒメロン組合(安井貴志合長)は27日午前、町に地元特産品のアサヒメロン83玉を寄贈した。メロンはこの日、町内の小中学校6校と認定こども園2園で給食として児童生徒らに振る舞われた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響などで不便な生活を強いられる子どもたちに「メロンを食べてもらいたい」と同組合が町に申し出た。

 同日午前、役場総合庁舎で贈呈式が行われ、収穫から1週間ほどたった食べ頃のメロンが届いた。安井組合長は「小ぶりだが、糖度の高い中身の充実したメロンができた」と胸を張り、「子どもたちに季節のメロンを食べてもらうことで今よりも元気になり、家庭の中で『メロンを食べたよ』といった会話が生まれれば」と期待した。

 寄贈されたメロンは子どもの人数などに合わせてカットされ約830食分にして、給食に出された。及川秀一郎町長は「本来であれば夏休みの時期。コロナの関係で不自由な学習環境になっている中、メロンで子どもたちが笑顔になってくれたら。配慮に感謝したい」と謝辞を述べた。

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