深緑の森に白い大輪、オオウバユリ威風堂々と

深緑の森に白い大輪、オオウバユリ威風堂々と
苫小牧市植苗の森の中で花を咲かせたオオウバユリ

 苫小牧市植苗の森の中で、オオウバユリが花を咲かせている。周囲の草木が付ける花と比べて、ひときわ大きく白い花は深緑の森で目立っている。

 丈は長い株で150センチほど。一株で10輪、多い株は約20輪の花を付ける。アイヌ語では「トゥレプ」。アイヌ民族は鱗茎(りんけい)と呼ばれる球根部分をすりつぶし、でんぷんを取り出して食用にした。残った繊維も乾かして保存食にしたという。

 秋に落ちた種が発芽し、花が咲くまで6~7年かかる。花を終えて残された種は薄く羽が付いており、風に乗って遠くまで運ばれて繁殖する。

 森の中で堂々と生える株は、威厳を感じるほどの存在感を見る者に与えている。

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