「北の賢治祭」9月21日開催 英訳詩朗読の中学生募集

「北の賢治祭」9月21日開催 英訳詩朗読の中学生募集

 斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館(苫小牧市王子町、丸山伸也館長)は9月21日午前9時から、「2020北の賢治祭」を開催する。賢治の代表作「雨ニモマケズ」の英訳詩を朗読する中学生や、関連作品の朗読を希望する一般市民も募集している。

 宮沢賢治研究の第一人者で詩人の故斉藤征義さんが残した資料などを展示する同館は、4月にオープン。開設記念として、賢治の命日の9月21日に岩手県花巻市で開催される「賢治祭」へのバスツアーを計画していた。しかし、同祭が新型コロナウイルスの影響で中止となり、急きょ賢治と斉藤さんを追悼する「北の賢治祭」を企画した。

 祭りの冒頭、賢治の代表作「雨ニモマケズ」を英訳した映画監督ロジャー・パルバースさん(76)の詩「ストロング・イン・ザ・レイン」を朗読する。苫小牧市内や近郊の中学生を対象に朗読者を8月20日まで募集し、29、30日に同館で選考会を予定している。朗読時間は2分15秒程度。同館でエントリーシートを受け取り、必要事項を明記して申し込む。参加費は無料で、朗読者には同館から記念品を贈呈するという。

 パルバースさんは映画「戦場のメリークリスマス」の助監督などを務め、現在は東京工業大学名誉教授。賢治好きで知られ、13年に「雨ニモマケズ」の英訳で第19回野間文芸翻訳賞を受賞した。

 祭りではそのほか、賢治作「星めぐりの歌」の合唱や、人形劇団ゆるりっか(札幌)の人形劇「銀河鉄道の夜」などを予定。一般参加による詩の朗読会も計画しており、こちらも参加者を募集中。丸山館長は「チャレンジ精神旺盛な人を待っています。失敗を恐れず挑戦を」と呼び掛けている。

 問い合わせは同館 携帯電話080(8746)6558(休館日の月、火曜を除く午前10時~午後4時)。

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