来年8月の東京五輪マラソン・競歩の札幌開催に向け、大会組織委員会と札幌市、道の実務者会議が29日、札幌市内で開かれた。大会1年前の8月6~9日に「実地検証」を行うことを決めたほか、降雪期前の10月末までに「コース計測」を実施することも確認した。
会議は非公開で開催。終了後、大会組織委の森泰夫大会運営局次長、道の阪正寛東京オリンピック連携推進監、札幌市の中田雅幸スポーツ局長が記者会見した。
五輪本番期日(8月5~8日)と同じ曜日に合わせ、行う実地検証について、森次長は「実際の札幌の8月のコンディションを、同じタイミングで実施したい」と趣旨を述べ、「会場の運営計画や競技運営計画の検証を含めチェックしていく」と説明。コース計測に関しては「10月をめどに進めていくことで了承を得た。組織委として関係機関と詰めて、コースの計測を行っていく」と語った。
また、来年4月か5月に計画するマラソンのテストイベントについて「どのような内容・規模で行うか、11月をめどに詰めていきたい」との姿勢を示した。
この他、森次長は大通公園の占有スペースを少なくするため、放送用機材置き場やプレスルームなどの使用を想定する中央区の大通西2丁目ビルの借用計画について、札幌市との調整が順調に進んでいることも明かし、「8月末には正式に利用許可を頂けるように準備を進めている」と述べた。
1年延期された東京五輪の日程は、国際オリンピック委員会(IOC)総会で17日に正式に決定。札幌市では男女競歩が8月5~6日、男女マラソンが同7~8日に行われるほか、男女サッカーも7月21~28日に開催される。
















