IT関連企業のI・TECソリューションズ(本社苫小牧市、住岡弘社長)は7月28日、創立50周年を記念して、図書管理システムのソフトウエアと図書購入費50万円を苫小牧市に寄贈した。住岡社長は「50周年を迎えられたのも皆さまのご支援のたまもの」と感謝し、次代を担う子どもたちの成長への願いを善意に込めた。
寄贈したのは、同社が開発した図書管理システムで、所有資料や利用者の管理、蔵書の貸し出し・返却の処理がデータ上でできる仕組み。国内外の1000を超える機関・団体で導入実績を誇る。今回は学校図書環境の充実に向け、市内の全小中学校にシステム一式を無償で提供する。専門スタッフによる設定作業も含め約530万円相当に上るという。さらに、学校の図書購入費も贈呈した。
苫小牧市役所で岩倉博文市長から感謝状を受け取った住岡社長は「地域にはお世話になってきた。その地域の子どもたちの成長に少しでも役立てば」と期待を込めた。
同社は1970年7月、苫小牧市や苫小牧商工会議所などの出資で「苫小牧電子計算センター」として設立。現在地に免震構造の自社ビルが竣工した2005年、現在の社名に改称した。システム開発をはじめ、自社のデータセンターを用いたサービスや業務の外部委託に対応する事業も展開している。
社会貢献に積極的で、自社ビルが津波襲来時の市民の避難先となる「津波避難ビル」の指定を市から受けたほか、働き方改革推進の連携協定を市と結び、AI(人工知能)を導入した業務システムの実証実験を市の庁舎内で進めている。
創立50周年の記念式典は新型コロナウイルスの流行を踏まえて見送るが、寄付事業は予定通り実施した。
















