北海道防衛局は3日、在日米軍再編に伴う訓練移転の一環で、米軍と航空自衛隊の日米共同訓練を今月下旬、空自千歳基地(千歳市)で行う方向で調整中であることを明らかにした。苫小牧市は同日夕に記者会見を実施。岩倉博文市長は新型コロナウイルス流行下の訓練になることを警戒しつつ、「市民の安全、安心の確保に万全を期す」と強調した。
同日、札幌市内で開かれた道と苫小牧、千歳両市が出席する訓練移転の連絡協議会で道防衛局が説明した。千歳基地での訓練は2008年2月にスタート。10回目の今回は参加者全員に事前のPCR検査を行うほか、消毒の徹底やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保に努める方針などが報告されたという。
苫小牧市は同日夕、部長職級以上で構成する対策会議を開き、連絡協議会で示された情報を共有。その後の記者会見では、市の個別要望として▽米軍人の行動は任務上必要不可欠なものにとどめ、不要な外出を控えること▽感染が確認された場合の速やかな情報提供―などを求めたことが説明された。
訓練概要は実施の1週間前に示される予定だが、岩倉市長は「今回の通知は実施3週間前の通知と認識している。あくまでも個人的な見解だが、訓練内容は小規模になるだろう」と述べた。
市は今後、訓練関連の情報をホームページで公表するほか、騒音の影響が大きい周辺の住民にはチラシの配布も行う。
















