道は4日の道議会環境生活委員会で、7月12日に開業したアイヌ文化発信拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(白老町)の教育旅行(修学旅行)の予約状況について、7月31日現在で「全国の小中高校の合計で681校、約6万6000人の予約を受け付けている」ことを明らかにした。渕上綾子氏(民主・道民連合)の質問に答えた。
永田英美象徴空間担当課長は「アイヌ民族文化財団で昨年12月16日から予約を受け付けている」と述べ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「241校の延期、135校のキャンセルがあった」と説明。ただ、「新たな申し込みが続いている」と答弁した。
渕上氏は「道教委が教育旅行のウポポイ活用を例示したこともあり、学校現場で検討されているが、実際には予約が取れないという声も寄せられている」と指摘し、今後の改善策をただした。
永田課長は、今年度から適用される新たな学習指導要領で、アイヌ文化に触れることなどが示されていることを踏まえ、「道内の学校に対し、教育旅行でのウポポイの活用について道教委と連携し、働き掛けてきた」と理解を求めた。ただ、感染症対策として当面の間、予約制を導入していることから「教育旅行が集中する夏から秋にかけて、学校の希望する日程に合わない事例がある」と説明。「できるだけ希望がかなうよう、学校側と日程調整を行っていきたい」との姿勢を示した。
















