種子入りの不審郵便物 苫小牧でも相談1件、開封せず 受け取り拒否を

種子入りの不審郵便物 苫小牧でも相談1件、開封せず 受け取り拒否を

 植物の種子のようなものが入った不審な国際郵便物が突然届いたという報告が全国各地で相次ぐ中、苫小牧でも同様の問い合わせが横浜植物防疫所札幌支所室蘭・苫小牧出張所に1件寄せられていたことが分かった。同出張所は郵便物が届いた場合、開封せずに郵便局へ受け取り拒否を申告するよう求めている。

 同出張所によると、3日に市民から「種が入った心当たりのない郵便物が届いた。どうしたらいいか」と電話で問い合わせがあった。詳細は明らかにしていないが、中国から届いたとみられ、郵便局に相談するよう伝えたという。

 同出張所によると、こうした相談は道東や道南でも数件確認されている。今井薫所長は種子とみられる不審物について、「種子に病害虫が付着していた場合、(国内の)農産物に影響を与える可能性がある」とし、開封しないよう強く呼び掛ける。

 もし開封してしまった場合は「中身が出ないように閉じた状態で郵便局に相談を。受け取り拒否ができない場合は検疫所に郵送するか、持参してほしい」と話している。

 日本郵便北海道支社は、同様の郵便物取り扱いの有無は公表しないとしているが、届いた場合は「必要ない」と受け取り拒否を申し出るか、最寄りの防疫所に連絡するよう求めている。

 横浜植物防疫所札幌支所室蘭・苫小牧出張所は 電話0144(33)2913。

菅長官、注意呼び掛け
 菅義偉官房長官は5日の記者会見で、注文していない植物の種子が中国など海外から郵送されてくる事例が国内で相次いでいると明らかにした。その上で、そうした種子が届いた場合は、そのままの状態で植物防疫所に相談するよう呼び掛けた。

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