苫小牧市内の小学校は今年度から、学期末に年3回配布していた通知表を前期、後期の2回の配布に変更する。2021年度からの実施を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で休校期間が長引き、1学期だけでは妥当な評価ができなくなったことなどから今年度からの運用とした。このため7日の終業式に通知表の配布はない。5月に開かれた臨時小学校長研修会で決定した。
小学校長会事務局は変更の理由について、▽評価期間を長くすることで成長を客観的・総合的に捉えられる▽長期休業の直前まで落ち着いた環境で学校生活を送ることができる―などとしている。学期は従来通り3学期制で変わらないが、通知表の配布時期は10月と3月となる。
今年は新型コロナの影響で通常授業の開始が6月にずれ込み、授業の進捗(しんちょく)状況や児童と向き合う時間に影響が出ていることから、各学校で足並みをそろえ年2回とした。
同会事務局長を務める沼ノ端小の真鍋忍校長は「長期間で児童の評価ができることが最大のメリットと考えている」と話す。
中学校の通知表は生徒の進路決定に関わるため、従来通り各学期ごとの配布を継続する。
















