苫小牧市は4日、市職員が福祉トイレ車両「とまレット」の操作方法を学ぶ説明会を市役所本庁舎の正面広場で開いた。22人が参加し、機能や操作手順を確認した。
福祉トイレ車両を操作できる職員を増やすのが目的。胆振東部地震で被災した厚真町への出動をきっかけに、イベントだけでなく災害時にも素早く対応できる体制を整えようと、年に2回程度開いている。
担当職員は「昇降リフトは、落下防止のため必ずストッパーで停止させてから操作する」など、車両の仕組みや使用する際のポイントなどを伝えた。その後、参加者は3人1組で車いす利用者の介助や操作を体験した。
市障がい福祉課の寺西建太郎課長は「いざというときのため、1人でも多くの職員が操作できるように努めていきたい」と話した。
「とまレット」は、2トントラックの荷台をリフトで乗り降りできる個室トイレに改造した車両。車いすやおむつ利用者の外出時のトイレ不安を解消しようと、市が2016年に導入した。便槽におがくずを入れて排せつ物を分解するバイオトイレ方式を採用し、水を使わずに汚物を処理できる。主に市内の祭りやイベント会場で活用しており、導入から昨年度までに123回出動、5280人が利用している。
















