苫小牧労働基準監督署は6日、今年1月から7月末までの管内(東胆振1市4町、千歳市)の労働災害発生状況をまとめた。4日以上の休業を伴う労災発生件数(速報値)は前年同期比57件(23・9%)増の295件だった。一方、昨年3件あった死亡労働災害は1件も発生していない。同署は建設、運送、製造業など全般的に墜落・転落事故が増えているとして、現場パトロールの強化など労災防止に努める考えを示した。
墜落・転落事故は7月末までに62件発生し、全体の約21%を占めた。最も多かった転倒事故73件(約25%)に次ぐ。特に、木材木製品製造業の12件中4件、電気・通信工事などその他の工事業7件中3件、陸上貨物取扱業4件中3件がはしご、積み荷、トラックの荷台などからの墜落・転落という。
担当者は「足場を踏み外すなど不注意から大きな事故につながりかねない」と指摘。秋以降、降雪前の工事完了を目指して追い込み期に入り、事故が増えやすくなることから「引き続き、気を引き締めて作業に当たってもらうよう注意喚起していく」と話している。
















