新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、北海道商工会議所連合会(道商連)は、会員企業を対象とする2回目の「経営状況・資金繰りに関するアンケート」結果を発表した。「影響が生じている」と「懸念がある」を合わせ91・1%に。前回調査(92・3%、5月20日~6月12日)より1・2ポイント縮小したものの、依然として厳しい状況が続いている。
調査は6月24日~7月22日に、全道42商工会議所議員の2526社(団体)を対象に実施。821社から回答を得た(回答率32・5%)。
経営への影響の内訳は、「影響が生じている」が56・3%で、「影響が出る懸念がある」が34・8%。業種別では、飲食業と不動産業で経営への影響は100%となっている。
売り上げへの影響(前年同期比)については、4月が71・1%、5月が75・6%、6月は70・8%の企業がマイナスと回答。6月は緊急事態宣言解除などにより5月に比べ4・8ポイント縮小し、若干持ち直しの兆しも見られる。6月の業種別では、宿泊業と飲食業の100%がマイナスと回答し、影響が続いている。
資金繰りの状況は、「厳しい」(12・5%)と「やや厳しい」(23・1%)を合わせ35・6%に。前回(41・9%)と比べると6・3ポイント縮小し、国や自治体などの資金繰り対策が浸透し始めている。対応状況では、36・2%が「金融機関へ相談した」と回答。「資金繰りに不安はあるが相談していない」は10・8%だった。
施策の活用状況では、「公庫等の無利子融資」が206社で最多。これに「持続化給付金」(196社)が続いた。
道商連では「売り上げ、資金繰りについては、自粛緩和などにより若干持ち直しの兆しが見える」と分析。ただ、持ち直しは「力強さに欠けており、前回調査から1カ月経過したが、依然として厳しい経営状況にある」としている。
















