新ひだか町三石鳧舞の乗馬施設「MKRanch(エムケーランチ)」でこのほど、町暮らし・サポーターズ(移住者ボランティア)代表の木村孝男さんが主催する「ベイシーと楽しむ移住カフェ」が開かれた。
浦河、新ひだか両町の体験移住者を対象に、参加を呼び掛けた。コロナ禍で数々のイベントが中止になり、町役場まちづくり推進課の協力で体験移住している人に「家族で楽しんでもらいたい」と企画した。
この日は曇天だったが、馬好きの20歳代から60歳代の14組22人が参加し、ベイシー(8歳のばん馬)とサラ(14歳のハフリンガー種)の引き馬体験と馬についての講義を楽しんだ。引き馬と講義はMKRanchの根城健太さん(44)と浦河町に住む杉山明廣さん(67)が担当した。
昼食は三石鳧舞のカフェ「くまのフライパン」で、評判の三石産健酵豚のピタパンと本マスのあら汁を満喫。
東京から浦河町に3カ月間短期移住している中西照男さんと節(せつ)さん夫婦は、毎年この時期の移住生活を楽しんでおり今年で7年目になる。節さんは「今年は、コロナ禍でいろいろなイベントが中止になり残念だったが、移住カフェは実施されてよかった」と笑みを浮かべていた。

















