Q 法務局で人権に関する作文のコンテストを実施していると聞きましたが、どのようなコンテストか教えてください。
A 法務省と全国人権擁護委員連合会では「全国中学生人権作文コンテスト中央大会」(全国大会)を、札幌法務局、札幌人権擁護委員連合会および北海道では「全国中学生人権作文コンテスト札幌地方大会」を実施しています。
このコンテストは次代を担う中学生の皆さんに「女性に関する問題」「子どもに関する問題(いじめ、虐待など)」「高齢者問題」「障がいのある人に関する問題」など人権問題に関する作文を書いていただくことによって、人権尊重の重要性と必要性について理解を深めていただくとともに、豊かな人権感覚を身に付けてもらいたいこと、および入賞した作品を周知することによって、広く一般に人権尊重思想を根付かせたいとの趣旨で実施しています。
1981(昭和56)年度から毎年実施しており、2019(令和元)年度(第39回大会)は、全国の7359校(特別支援学校を含む)の中学校から、91万9154人の応募があり、全国の中学校の生徒数約321万人に対し、実に4分の1以上の生徒が応募している計算になります。
また、19年度の同コンテスト札幌地方大会の最優秀賞を白老中学校の生徒が受賞し(全国大会では法務省人権擁護局長賞)、幼少時から療育を受けてきた筆者が暮らしの不便さを克服する努力を重ねていく日々の中から「社会的公平性があり、お互いの個性を尊重し合う社会」になれば、自分の存在価値をもっと発見できることを感じたという内容になっています。過去にさかのぼれば、16(平成28)年度に旭川市の生徒が全国大会の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞したこともあります。
しかしながら、今年度に実施予定でした第40回記念大会については、新型コロナウイルス感染症をめぐる諸情勢を踏まえ、その実施を見送り、来年度に延期することになりました。
Q 過去の人権作文コンテストの受賞作品を読むことは可能でしょうか。
A 札幌地方大会の過去の入賞作品は「道央人権啓発活動ネットワーク協議会」ホームページ(http://www.moj.go.jp/jinkennet/sapporo/sapporo_index.html)、全国大会の過去の入賞作品は「法務省人権擁護局」ホームページ(http://www.moj.go.jp/JINKEN/index.html)から閲覧できます。
また、札幌法務局苫小牧支局では、同コンテスト入賞作品の中から5編の作文を著名人による朗読と、アニメやイラストで紹介している「未来を拓く五つの扉」(写真)や入賞作品をアニメ化した人権啓発DVDなど人権作文を題材にしたDVDを多数所有しています。
これらのDVDは貸し出しにも応じていますので、1編10分程度の作品であることから、中学校などの朝の会や給食時間など短い時間に生徒の皆さんに視聴していただくなどの活用も可能と思われます。希望等がございましたら、札幌法務局苫小牧支局総務課までお問い合わせください。電話0144(34)7151。
















