崖の間を流れる清流と岩壁にびっしりと生えたコケが印象的な苫小牧市の名勝、樽前ガロー。豊かな自然が織り成す景観が、盛夏の北国で見る人に涼をもたらしている。
市が1979年に自然環境保全地区に指定した、樽前山(1041メートル)の南麓に位置する渓谷。1667年の樽前山噴火に伴う火砕流堆積物が樽前川によって浸食されてできた。両側の岩肌にはびっしりと深緑色のコケが自生し、独特な景観を形成している。
13日には最高気温が30.9度と、今季初の真夏日を記録するなど夏真っ盛りの苫小牧。涼を求め、ガローを訪れる市民の姿も見られるが、付近の崖では小規模な崩落も。安全面やコケ保護の観点から見学には十分な注意が必要だ。
















